九六陸攻は、一式陸攻と違い旧型なので、電動セルモーターによるエンジン・スタートではなく、地上整備員によってエナーシャを回してもらい、セルモーターが一万回転くらいになった(音によって聞き分ける)ところで、コンタクト(セルモーターとエンジンを連結)して、エンジンをかけるのである。
寒いときは、一度失敗すると、なかなかエンジンがかからず、何回も整備員にエナーシャを回してもらうことになり、新前のときはエンジン・スタートが一苦労である。(P63)

われわれ三機は梯子形に大きく開き、高度は海面ギリギリまで下げ、磁気探知器を働かせながら飛ぶ。(P97