【P22】
 「雲鷹」雷撃さるの報を聞いた工作艦「明石」がトラックから駆けつけ、ただちに応急処理がはじまったが、サイパン島の港では入り口が狭く、沖に投錨して作業を行なうことになった。
 (中略)
 横須賀では雷撃された個所の修理はもちろん、飛行甲板の延長工事も行なわれ、この工事で飛行甲板は結局180メートルとなり、以前から問題となっていた着艦の際の制約が幾分改善されることとなった。

【P25】
 夜になると「雲鷹」は2列になって航行するタンカー群の中央に割り込んだ。
 潜水艦の攻撃から空母を守るためであるが、本来は護衛する艦艇が逆にタンカーを楯として護衛される方にまわってしまうわけである。