【P29】
 マリアナ沖海戦に参加した日本海軍の軽空母部隊、「千歳」を旗艦として「千代田」「瑞鳳」の3隻からなる第3航空戦隊も、やはりその搭載部隊の第653航空隊が本土で訓練を進めていた。

【P32】
 本来の航空部隊であるはずの第653、654の両航空隊は、台湾沖夜戦の際に第2航空戦隊に貸し出したが、戦力を消耗し切り、そのまま取り上げられたきりになってしまい、小沢艦隊に配属されたのは、練度不足のため台湾沖航空戦でも内地に留め置かれていた第601航空隊のうち、なんとか空母から発着できるだけの技量を持ったひとにぎりの搭乗員を寄せ集めた、わずか116機でしかなかった。