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 日本海軍はより大型の飛行機を飛ばすためのカタパルトに圧搾空気を応用した。
 このカタパルトは1943年(昭和18年)に一応実用化にはこぎつけたが、装置はそれまでの火薬式カタパルトに対し格段に大型化(全長25メートル)した。
 また飛行機を飛ばすための圧搾空気の蓄圧には時間を要し、イギリスやアメリカ海軍が実用化に成功していた油圧式カタパルトのように短時間での繰り返し作動が困難であった。
 結局日本海軍の大型機射出用のカタパルトの開発はこの段階で行き詰ってしまったのである。
 イギリス海軍は1920年代には油圧式カタパルトの実用化に成功していた。
 そしてこの技術をアメリカに技術導出していた。